牛嶋神社
貞観二年(860年)創建。本所地区の総鎮守で、墨田区のほぼ南半分と大変広い地域が氏子となっています。御祭神は須佐之男命、天之穂日命、貞辰親王命。社殿は総檜権現作りの荘厳にして風格のあるもので、本殿前の木製の鳥居は、中央の鳥居の左右に小さい鳥居の付いた三輪鳥居。江戸時代より牛嶋神社は「牛御前」と書かれ、その名の通り古くから牛にまつわる信仰があります。本殿に向かって右側には「撫牛(なでうし)」があり、自分の体の悪い部分と同じところを撫でると治ると言われています。5年に一度、五十ヶ町の神輿が連なって神社へ 宮入を行う例大祭が有名。 丸一日かけて総勢50基が神社に向かう、日本でも有数の祭りの一つとして挙げられています。全てにおいて現在も古くからの様式は変わらず、東京屈指の大社殿での神前式。古き良き時代を彷彿させる由緒正しいお式が執り行えます。